小学生からの英才教育

家庭でもできる!小学生からのイスラエル式英才教育のメソッドで子供の考える力を伸ばす!実証された英才教育メソッドを無料公開中。

【Prologue】大切な子供の未来の為に、親として何をやってあげればいいでしょうか。

f:id:GIFTED:20170610141554j:plain

私は、子供に対する充分な家族の愛と関心、そして教育の機会を与える事が最も大事だと思います。子供を信頼し、一人の人格体として認めることで、子供の自立した判断能力が養われ易い環境になります。子供への期待は、期待を上回らない限り子供への不満にしかなりません。期待せずに信頼することで、子供の小さな成果にも親子ともに喜びあう事ができ、子供のやる気を引き出します。

 

さらに、子供の夢に向かって突き進む力を、良質かつ適切な教育をもって養わせる事こそが、子供の未来の為に親ができる最高の贈り物であると考えます。

 

私は運よく非常に恵まれた教育環境で育ちました。生まれたのは、教育熱が高くて競争激しい事で有名な学歴社会の韓国でした。韓国では、小学生が早朝から深夜まで幾つもの塾に通わされ、高校生にしては陽も昇らない早朝から学校が始まり日付が変わってからの帰宅も珍しい事ではありません。そのような過酷な競争が繰り広げられる中でも、私の家の教育方針は特別なものでした。

 

常に温かな愛と関心を注ぎながらも、ビックリするほど学校成績には放任主義を貫いていました。私は決して勉強熱心の優等生ではありませんでしたが、親からは「勉強しなさい」と言われた記憶がありません。「今日は眠すぎるから学校休む!」とでもいうと「ゆっくり休みなさい、学校には連絡しておくよ」と返事をしてくれる親でした。とある日、あまりにも他の親と違うと思った私は、自分の親に尋ねた事がありました。

 

「なんで勉強しろ、と言わないの。俺のこと心配にならない?」

 

といった私の質問に、親はこう答えました。

 

「本当はもう少し勉強をした方がいいと思うけど、君の人生だから君がしっかり考え抜いて良いと思った事をやって行けばいいと思っている。ただ、相談ごとのあるときはいつでも話を聞くし、本当に必要なものがあれば何だって用意する。」

 

 

答えを聞いた私は、親の全幅の信頼と惜しまなく注がれる愛情にすごく感動しました。そのお陰で、激しい受験戦争に自ら飛び込んだ後も、没頭していた研究実験の最中に起こった事故で障害者になってしまってからも、精神を病むことなく真っ直ぐに生きてこられました。また、選んできた道に後悔することなく、自ら人生の舵を取り、未来を切り拓きながら元気に生きています。

 

このような親の信頼と愛情の他に、中学時代から参加する事になったイスラエル式英才教育プログラムが今を生きる力の源になっています。私が10代を過ごした韓国では2000年以降から次世代を担う優れた人材を育て上げる為に、国を挙げて英才教育に取組んできました。その時に試験的施策として実施されていた英才教育がイスラエル式英才教育でした。

 

「イスラエル式英才教育」は、豊かで柔軟な思考に基づきより創造的な思考を生み出す事を目的とした教育プログラムです。特定の正解を定めず、導出した答えに至るまでの論理的かつ独創的な思考経路に重きを置くのが大きな特徴です。また、思考材料として扱う課題も大変ユニークで独特なものが多いです。例えば「象を冷蔵庫に入れる方法を考えよう」「空が青い理由を考えよう」といった、大人でもしばらく戸惑ってしまいそうなユニークなテーマなのです。このようなテーマに対して、情報を集めて整理し、推論を重ね、斬新で奇抜な答えを論理的に組み立て続けていきます。

 

私は、このイスラエル式英才教育プログラムに運良く参加する事ができ、科学分野を中心に思考を深める事ができました。自然や社会の現象に対する理解力や推論的思考、批判的思考が自然と高まり、頭の中に点在する情報と情報の連鎖で生まれる新たな知識が楽しくて仕方ありませんでした。高校生になった頃には、自らの「思考の才能」を周りから高く評価して頂くようになり、さらに思考を楽しみながら自発的に学習し、理解を深めていきました。このイスラエル式英才教育に参加できたことで養った思考能力と鋭敏な感覚は、今でも効率の良い学習や実務に非常に役立っています。

 

僕は、イスラエル式英才教育プログラムに参加していた時、2位と大きな差を付ける全国1位の成績を収めていました。それを機に、「イスラエル式英才教育」を運営する政府指定企業と密接な協力関係を築く事ができ、イスラエル式英才教育システムの実施と運用ついて活発な意見交換を行うようになりました。また、韓国政府が主管して後にベストセラーになった科学オリンピックの公式解説集を執筆したり、英才教育施設で子供の指導を行ったり、韓国最大の青少年英才団体を創設運営するなど、子供の教育に深くかかわるようになりました。

 

このような実体験から、子供の教育で不安を抱く方々や、自らの才能に自信のない子供たちが、心から安心して幸せな未来を迎えられるように「イスラエル式英才教育」を多くの方と共有したいと思うようになりました。その為に、私が体験した「イスラエル式英才教育」をブログにまとめ、より多くの方々の役に立って頂きたいと思うようになりました。このブログを訪れて下さった全ての方に、良い気づきと学びがある事を願います。

 

<続きはこちら>

gifted-child.hatenablog.com