小学生からの英才教育

家庭でもできる!小学生からのイスラエル式英才教育のメソッドで子供の考える力を伸ばす!実証された英才教育メソッドを無料公開中。

1.思考力を伸ばす、「イスラエル式」教育法とは?

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このブログで紹介する「イスラエル式」教育法は、本場イスラエルの政府指針によって定められたユダヤ教育を基礎としたイスラエルの教育法を基にしています。イスラエルでは、1970年代から教育省の中に英才教育課を設置し、全ての学生の教育に英才教育の基礎を取り入れています。また、知能指数(Intelligence Quotient)や情動指数(感性指数:Emotionally Intelligence Quotient)が3%以内の学生や、英才教育を受ける為の資格試験に合格した学生に対して義務的に英才教育を集中的に受けてもらっています。

 

イスラエルの教育は、ユダヤ民族の教育を基礎としています。ユダヤ民族は数千年に渡る迫害と追放の歴史を持つ悲運の民族であり、他の財産よりも自らが生き残る為の知恵と子供への教育を重視してきた民族です。この教育こそが、ユダヤ人が世界の経済や政治、文化など、多くの分野で世界を動かしている原動力とも言われています。

 

このイスラエルの教育を端的に表すと対話の教育と言えます。対話の中で、自分では思いつかなかった豊かで柔軟な思考、独創的で論理的な思考に触れ、自らの思考力を高めていくのです。イスラエルの教育は、対話を通して自分の思考能力を高め、自らの思考領域の限界を超える洞察力を養う教育法とも言えるものです。

 

対話の形式は、議論や討論、或いは会話など、様々なものがあるのですが、どのような場面においても老若男女を問わずして同等な人格体として相互を尊重する事が前提となっています。大人の意見という理由だけでは優越な意見とせず、子供と大人が同等な立場で議論を行います。

 

時には、子供たちの絶えない質問攻めに、大人の方が降参する事もあります。特に疑問を抱いた事もない、ごく当り前な事に対する子供の絶えない質問に真剣に向き合う事は心身ともに労力の要るものです。しかし、このような質問と答えを繰り返して交わす中で、子供の好奇心と思考能力が大きく伸びて行くのです。

 

ここでは、イスラエル式英才教育に基づく対話式教育の中で、自らの才能に気付き、その才能を開花させる事のできる思考能力を養う事を目標としています。その為に、このブログでは対話式教育において重点的役割を担う思考要素を4つにまとめ、効果的な思考能力の向上を図っています。

 

  1. 対話式教育の段階的思考展開法

高い次元の思考は、一度の思いつきでは辿り着けません。イスラエル式教育では、自らのアイディアを絞り出した上で、他の人との対話(意見の交換と、議論を経たアイディアの修正)をもって一つの結論を出します。その結論を土台に、また対話をもって更なる思考の領域に進む段階的思考展開法がイスラエル式教育法の基礎となっています。この対話式教育の大前提としては、明確なゴールを定めた上で毎回の対話がゴールに辿り着く為のものであるか随時確認をしながら段階的に思考を展開することにあります。

 

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会話式教育の段階的思考展開法では、Step1で課題を明確し、Step2で思考の拡大、Step3で思考の選別し、Step4で答えを言葉にまとめる事にしています。この4つのStepを繰り返す事で、情報の量と質を高めていきます

 

各Stepでの目的を明確にし、段階的に考えて行く事で最初の疑問と課題に対する的確なしこうの経路をたどって行く事ができます。ここで、各Stepの目的を明確化するのが会話をコントロールする大人の役目です。このような段階的な思考が見に付けば自然と一人でも論理的な思考の展開ができるようになります。晩ご飯のメニューの推測から交通事故を減らす方法の考察まで、身の回りの多くの疑問に効率よくアプローチできる思考の展開方法です。

 

<イスラエル式教育の代表的な問い>

gifted-child.hatenablog.com

 

<続きはこちら>

gifted-child.hatenablog.com